ふうらとは風と空
「ふうら」とは、風と空を組み合わせた言葉です。
風を感じながら空を見上げると、からだが自然に反応して、思わずう~んと伸びをしたくなり呼吸も深くなる。
ふうらでセッションを受けた方が、そんなふうになることをイメージして名づけました。
空は、樹々は、こんな鮮やかな色をしていたかしら。
風が吹いて空間が広がっている心地よさや、自分自身ともう一度繋がり直したような安心感を感じていただける場にしたい。
という願いがあります。
治そうと思わない
私は、1996年から、からだと心のセッションをのべ7,000人以上の方に行ってきました。
いつもセッションで心がけているのは「治そうと思わない」ということです。
その方が持つ本来の健康の力や、内在する本質的な力は完璧で、必要なことは自然と起こるからです。
からだのシステム(多くの要素の全体的なまとまり)は どのように自分自身と調和したいのだろうか。
深く静まって、休息したいのだろうか。
停滞しているポーテンシー(生命の潜在力・元気の素)を動かし、自由にしたいのだろうか。
私たちがどのようにサポートすることを、からだのシステムは望んでいるのか、
同じ場(フィールド)で、こちらがニュートラルに関わると、からだは今の意図を非言語で教えてくれます。
それがセッションを自然に展開させてくれるのです。
からだは賢いから
私の先生たちは 「細胞には知性がある」 「からだのシステムは賢い」 と、よく言っていました。
いつも傍に居続けてくれているからだが、あなたのことを一番知っているのです。
ご本人が腰から先に何とかしたくても、からだは足首から扱って欲しい、とか。
元気に活動したくても、その前に焦らずゆっくり休みたい、とか。
からだにも言い分がありますので、それを尊重していくと、本来の自己調整力もより力を発揮し始めます。
からだと協調体制を取り続けるコツは、自分のからだへ意識を向けること。
五感を通して感じる時、 私たちは100%今ここにいて、一番パワフルな状態です。
思ったより緊張していたけど、少しずつ緩んで呼吸が深くなってきた。
イライラしていたけど、本当は落ち着くことができるんだ。
頭がスッキリして、元気が出てきた。
セッションを通して自分のからだを丁寧に感じていくと、終わった時にはどれほどからだが賢く、自分のために働きかけてくれたか実感すると思います。
不調がある時だけからだを意識するのではなく、喜びや穏やかさ、心地よさを味わうことで、より日々が豊かになります。
たったひとりのあなたを慈しむ時間、優しくする時間を一緒に過ごしてみませんか?
※ふうらで行うセッションは、健康の促進やリラクセーションが目的であり、医療行為ではないことをご承知おきください。